災害ボランティア支援センター運営机上訓練を実施

机上訓練1日目の写真。社協職員22名が4班に分かれ、それぞれの班に災害ボランティアネットの会の方が1名ずつ付いてもらっている。長机3つを並べて大きなテーブルにしている。手前には災害ボランティアネットの会の代表が座ってそれぞれの班の様子を見ている。

2月10日(火)、12日(木)の二日に分け、ふれあいセンター大会議室にて、小牧市社協正規職員を対象に災害ボランティア支援センター運営に関する机上訓練を実施しました。

「災害ボランティア支援センター」とは?

小牧市災害対策本部の要請を受け、被災者・被災地支援のために集まった災害ボランティアが現地で効率的に活動を行えるように、災害復興支援を目的とした、特別に設置する支援センターのことです。
小牧市社会福祉協議会が市災害対策本部や災害ボランティア等と協力・連携しながら開設し、運営します。

毎年実施している立ち上げ訓練では、一部の役割しか災害ボランティア支援センター運営を体験できないことから、今年度は立ち上げ訓練を行わず、センター機能全体を学んだ上で机上訓練を実施することで、正規職員の一定の理解を図ることとしました。

小牧災害ボランティアネットの会の方々を講師に、「災害ボランティアセンターマッチングシミュレーションゲーム」を使い、被災者のニーズとボランティアのマッチングを机上体験しました。

このカードゲームは、国内外の多くの被災地で支援活動を行っている一般社団法人ピースボート災害支援センターが制作したものです。
参加者4~6人を一つの災害ボランティアセンターに見立て、被災者の困りごとが書かれた「ニーズカード」に対し、様々な職業や年齢層の「ボランティアカード」を制限時間の中で適任な人を選んで組み合わせていきます。

机上訓練1日目の様子の写真。長机3つをつなげ大きなテーブルにし、6名の職員がボランティアカードを並べて話し合っている。手前には災害ボランティアネットの会の方1名がその様子を見守っている。
机上訓練1日目の様子の写真。長机3つをつなげ大きなテーブルにし、6名の職員がどのニーズにどのボランティアを組み合わせるか話し合っている。

災害ボランティアセンター設置当初から閉所までの3つの時期が設定されますが、今回のゲームでは、実施時間が短いことから「VC立ち上げ初日」を想定し行いました。
ゲームの途中で出される「ハプニングカード」では、ボランティアが持ち帰ったニーズやマスコミの同行取材など、突発的な出来事への時間内での対応も疑似体験しました。

机上訓練2日目の様子の写真。長机3つをつなげ大きなテーブルにし、4名の職員が起立しそれぞれのニーズにどのボランティアを当てるか話し合っている。机の両サイドには災害ボランティアネットの会の方が2名立ち、アドバイスをしている。
机上訓練2日目の様子の写真。長机3つをつなげ大きなテーブルにし、4名の職員の内1名が起立し話し合いの中で気づいたことなどの発表を行っている。

災害時は、社協職員の人手不足が見込まれる中、被災者支援に関して、どの職員が、何を担当するのか想定できません。
今回の机上訓練は、「誰もが災害ボランティア支援センターの一員になれる体制づくり」を目的に実施しました。
カードゲームに参加し、楽しくリアリティのある体験ができ、いつ起きるかわからない災害への対応力の向上につなげることができました。



(VC 森)