【実施報告】被災地(珠洲市)ボランティア派遣

珠洲市災害ボランティアセンターにある看板の写真。「珠洲を応援します がんばれ!すず 令和7年7月20日(日)」と書かれている。文字の周りには有名人のサインが複数書いてある。

被災地支援の一環として、能登半島地震に遭われた石川県珠洲市に令和7年7月19日~20日、8月1日~2日の2回に分けて、災害ボランティア派遣を実施しました。

震災の爪痕はまだ多く残っており、延べ14名のボランティアは少しでも被災地の復興に役立てばという気持ちで活動をしてきました。

【7月の活動】

被災者宅にお邪魔しての仏壇の移動や災害復旧ボランティア「チームふじさん」と連携し、水害により発生した土砂崩れで被害に遭われた寺院内の泥のかき出し活動を実施しました。

7月活動メンバーの集合写真。ダブルキャブの軽トラックの前で男性2人、女性2人が並んでいる。
▲珠洲市災害VCから活動場所まで軽トラックで向かいました

8月の活動】

現在の社会福祉協議会の建物を取り壊し、復興住宅を建築するにあたって、事務所引っ越しのお手伝いをしました。

8月活動メンバーの集合写真。
珠洲市災害ボランティアセンターにある「珠洲を応援します がんばれ!すず 令和7年8月2日(土)」と書かれた看板の前で撮影。男性8人、女性1人。
能登半島の形を倣って右手をグーにして親指を起こして少し曲げた「能登ポーズ」をしている。
▲全員で能登ポーズ(能登半島の形を倣ったハンドサイン)

全ての活動が重労働ではありましたが、どちらも家族・地域住民・行政・社協の職員だけでは解決が困難なニーズに対応しました。

震災だけではなく、その後の豪雨による水害に見舞われている地域でもあり、特に水害は、その片付け等についても被災者の負担が大きく、心理的にも追い詰められたとお聞きしました。
参加されたボランティアは、今回の派遣で被災地への支援活動ができたことに対して充実感を味わうと共に、誰もが「復旧までは長い時間と継続的な支援が必要ですね」と口にされていました。

今回、珠洲市社会福祉協議会様と連携をさせていただき、このボランティア派遣が実現しました。
珠洲市社会福祉協議会の塩井事務局長の被災地であることを忘れてほしくないという、時間が経過する中で風化することを危惧される言葉が心に残りました。


小牧市社会福祉協議会としても継続した被災地支援を今後も実施していきたいと考えています。


(VC 森)