【開催報告】地区ボランティアのつどい市内4地区

小牧市を6地区に分けたイラスト。

小牧市内各地区の地区ボランティア連絡会主催で、9月に小牧市内4地区で「地区ボランティアのつどい」を開催しました。
小牧西部地区、味岡地区、北里地区、小牧中部地区のつどいの様子をご紹介します。

地区ボランティアについては、こちらでも内容を確認できます。

小牧西部地区ふれあいのつどい

【日時】9月13日(土) 9時30分~12時
【場所】西部コミュニティセンター 1階全館利用
【参加者数】110名
【テーマ】小さな助けが 大きな力に!

小牧西部地区では9月1日からつどい開催までの約2週間、西部コミュニティセンターロビーにてボランティアの活動紹介や防災グッズなどの展示を行いました。

当日の講話は、今春に愛知県警から小牧市役所に派遣された市民安全課の坂田氏から、「市民の安心・安全あれこれ」~人と人とのつながりの中から~と題して、令和6年1月1日に発生した能登半島地震において、機動隊として現地で捜索活動を行った話をしてくださいました。活動の様子や被災地での心を救われたエピソードなど、災害の中で得たものを伝えていただきました。その他には、小牧市内で起こる犯罪やその対策についてお話しいただきました。
ステージでは和楽桜会森民謡会による芸能発表があり、ロビーでは手話や要約筆記などの体験コーナーで来場者を楽しませていました。

小牧西部地区つどいの写真。ステージでの芸能発表で、森民謡会のメンバー10名が三味線、和太鼓、歌に分かれて歌っている。
▲ステージでの芸能発表
小牧西部地区つどいの写真。会場のロビーでは多くの人が各ブースで体験をしたり展示を見たりしている。
▲ロビーでの様々なグループの体験・展示

味岡地区ボランティアのつどい

【日時】9月13日(土) 9時45分~12時
【場所】味岡市民センター ホール
【参加者数】152名
【テーマ】みんなで健康予防

健康講座として、フットケアサークル てくてくの稲葉あいこ氏から、「今日からできるフットケア!」~足元から元気になろう~と題して、足のトラブルや正しい靴の選び方などについてお話しいただきました。
ステージ実技デモでは靴のフッティングやウォーキングのポイントを教えていただきました。

ボランティア発表では、声のボランティア「かっこう」から活動紹介や録音体験があり、録音体験の実演ではジュニア奉仕団の生徒がかっこうさんの指導をうけながら今回のつどいのチラシを読み上げていました。
続いてフォスター合唱団がフォスターの名曲などを歌い、最後は参加者全員で合唱し、楽しく歌いました。

味岡地区つどいの写真。フットケアのステージ実技デモの様子。ステージの下で、参加者の一人が講師に靴のフッティングをしてもらったあと、ウォーキングをしている。
▲ステージ実技デモ
味岡地区つどいの写真。ステージ上で、フォスター合唱団の12名のうち、3名がギターを持ち椅子に座り演奏し、その後ろに歌い手9名が立ち、楽譜を手に歌っている。
▲フォスター合唱団の合唱

北里地区ふれあいのつどい

【日時】9月13日(土) 9時30分~12時
【場所】北里市民センター 3階講堂
【参加者数】189名

オープニングアクトでは和祝太鼓による太鼓演奏や、全員参加で楽しく体を動かす体操を行いました。
第一部ではボランティアグループ活動紹介で小牧市更生保護女性会おはなしの森北里中ジュニア奉仕団のステージ発表がありました。
第二部では岐阜大学落語研究会の学生芸人さんをお招きして、漫才や落語を披露してくださいました。
最後に花鉢抽選会もあり、たくさんの来場者とともに楽しみました。

北里地区つどいの写真。観客席にいる大勢の来場者が起立し、全員で音楽に合わせて踊っている。
▲全員参加で楽しい体操
北里地区つどいの写真。ステージ上に岐阜大学の落語研究会の学生芸人のながら家巣春さんが座布団に正座し、扇子を手に落語を披露している。
▲学生芸人さんによる落語

小牧中部地区ボランティアのつどい

【日時】9月27日(土) 10時~11時50分
【場所】ふれあいセンター 大会議室
【参加者数】73名
【テーマ】ボランティアで楽しく住み良い地域づくりを

ボランティアの活動紹介として、今回は学生ボランティア「ココボラ」の富板氏から、依頼や活動の状況、企画している内容などの紹介がありました。
つどいに参加していた中学生から、ココボラの年間の活動についての質問もあり、中学生の中にもボランティア活動に積極的な生徒がいることに感心しました。

講演では、災害復旧支援ボランティア団体「チームふじさん」代表 藤野龍夫氏から「必ず起こるとされる南海トラフ地震」と題し、南海トラフ地震や災害に備えてできることについてお話しいただきました。掃除機を活用したバキュームクリーナーなど、日常生活の中で工夫できるものを使い災害時の対応方法を実演していただきました。

小牧中部地区つどいの写真。プロジェクターでココボラの活動内容を映し、来場者はその画像を見ながら、ココボラの冨板氏の話を聞いている。
▲学生ボランティア「ココボラ」の発表
小牧中部地区つどいの写真。チームふじさんの藤野氏が、掃除機の吸い口を持って透明なケースに入れた水を吸い出している。吸い出した水は掃除機からつながったバケツに溜まっている。
▲生活用品を使った災害対応

各地区でボランティアさんが地域のために意欲的に活動されており、このつどいが地域の方々にボランティア活動を知っていただくきっかけになり、福祉の輪が広がっていくことを期待しています。

小牧南部地区は11月30日(日)、篠岡地区は令和8年1月31日(土)に開催予定です!
詳細は後日お知らせします。

(VC 岡)